出生前診断とは? 種類・費用・時期・流産のリスク・可能性は

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妊娠したら、受けるかどうか迷うのが出生前診断。でも出生前診断ってどんな種類があるか正直分からないですよね。今回は出生前診断はどんな種類があるのかご説明します。 

 

出生前診断とは

出生前診断とは、お腹の中の赤ちゃんの状態を調べるために、妊娠中に実施する検査のことです。

出生前診断の種類によって、受けられる時期や対象者、検査の精度が異なり、現在の日本では、一部の検査を除き、受けるかどうか任意となっています。費用は健康保険の適用外となっており、妊婦さんが全額負担となります。

また出生前検診は、赤ちゃんの疾患の可能性を示唆する非確定検査と、疾患があることを確定する確定検査に分けられます。出生前診断は主に5つに分けられます。

 

  • 超音波検査
  • 母性血清マーカー検査(クワトロ検査)
  • 新型出生前診断(NIPT)
  • 羊水検査
  • 絨毛検査

 

超音波検査(エコー)

超音波検査は、妊婦健診の一環として必ず行う検査と、任意で行う胎児超音波検査の2種類があります。

 

妊婦健診

母体の腹部に機械を当てて、お腹の中の赤ちゃんを見ます。赤ちゃんの発育状況を把握するとともに、目で見て異常がないか確認するので、広い意味で出生前診断と呼ばれます。

お腹に機械を当てるだけなので、流産のリスクはありませんか、あくまで疾患の可能性を示す非確定検査になります。

 

胎教超音波健査

脳や心臓などの内臓について、より詳細に行う検査です。内臓の形態異常については、疾患が確定出来ることもありますが、基本的には非確定検査になります。

 

母体血清マーカー検査(クアトロ検査)

母体血清マーカー検査は、妊婦さんの血液を採取することによって、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)、開放性神経管欠損症の3つの疾患を調べることが出来ます

血液の採取のみであるため、流産のリスクはありません。ただし、結果が確率で表示されるため、疾患の確定は出来ず、確率が高い場合に、羊水検査や絨毛検査を行うことを勧められます。

 

新型出生前診断(NIPT)とは

NIPTとは、妊婦さんの血液を採取することによって、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)の3つの疾患を調べる検査です。

染色体異常で生まれる赤ちゃんのうち、この3種類の染色体異常の割合が2/3程度とされています。2013年から開始された検査であり、対象者が出産予定日に35歳以上など制限が設けられています

検査結果は「陽性」・「陰性」で表示され、母体血清マーカー検査よりも精度が高いです。しかし、非確定検査であるため、「陽性」が出た場合には羊水検査や絨毛検査を行うことを勧められます。

 

こちらも血液の採取のみであるため、流産のリスクはありません。

実際にNIPTを行った体験談はこちら

 

羊水検査

羊水検査は、妊婦さんのお腹に針を刺して、羊水を採取する検査です。羊水に含まれる赤ちゃんのDNAを検査するため、出生前診断の中で最も精度が高く、疾患の有無を判別出来ます。

ただし、針を直接お腹に刺すため、流産のリスクが0.1%~0.5%となります。

 

絨毛検査

妊婦さんのお腹に針を刺して、絨毛を採取する検査です。胎盤か出来る前の箇所から絨毛も採取するため、羊水検査よりも早い時期に受けることが出来ます。

羊水検査と同様に精度が高く、疾患の有無を判別できます

こちらの検査は早い段階で実施出来るため、流産のリスクが約1%と羊水検査に比べて高くなっています。

 

5つの検査をまとめると次のようになります。

種類 非確定的検査 確定的検査
超音波検査(妊婦検診) 超音波検査(胎児超音波検査) 母体血清マーカー検査 新型出生前診断
(NIPT)
羊水検査 絨毛検査
実施 病院による 任意 任意
検査時期 病院による 11~13 週 15~18 週 10~22 週 15 週以降 11~14 週
結果が 出るまで 当日 当日 2 週間 2 週間 2~4 週間 2~3 週間
方法 母体の腹部に機械をあてる 採血 お腹に針を刺す
流産のリスク なし あり
検査項目 内臓異常や赤ちゃんの成長 13, 18,  21
トリソミー
二分脊椎
13, 18,  21
トリソミー
全ての 染色体の変化 全ての 染色体の変化
費用 病院による 1~2 万円 2~3 万円 20 万円前後 10~20
万円
10~20
万円

 

まとめ

出生前診断は、検査によって受けれる時期や費用、流産のリスクの有無が異なります。パートナーと相談しながら、自分たちに合った検査を受けましょう。

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